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2011/05/21

彼のオートバイ、彼女の島

片岡 義男 原作「彼のオートバイ、彼女の島」

ちょっと古いですが、彼のオートバイ、彼女の島という映画がありました。
その映画、W3が登場するシーンがかなりあり、面白い映画なのです。

ストーリーは割愛させていただきますが、ロケの一部を広島県の尾道や向島でやったのです。
FさんがW3を購入し、「いつか行ってみたい」と言い続けてもう2、3年が経ちました。

そしてついに。

彼女の島へ行く目途がついたのです!
しかし・・・。

出発の2、3日前にFさんの右足が突然、原因不明の痛みに襲われたのです。
Fさん「寝違えて首が痛くなった時の、あの痛さのような感じ」
らしいのですが、どれほどのものかと言いますと。

階段の手すりを両手でつかんで、何と

か上がれる程度。(^-^;


いやいや、ツーリングなんか無理でしょ!
っていうか、日常生活ですら無理なのでは・・・。

Fさん「W3は無理。」

最早、骨折といっても過言ではないあの足の状態では、キックオンリーのW3は確かに無理でしょうが・・・。
W3が登場する映画のロケ地に、W3を持っていけないのは行く意味がほとんどないといってもいいでしょう。

んで。

低速車両「あの・・・、自分がW3に乗ったりして行ってもいいでしょうか?」

Fさん「いいよ♪」

え?マヂですか?(・.・;)

いいの!?

38年前のバイクを!?

やったべ♪(゚∀゚)

乗ろうと思っても、そうそう乗れないバイクに乗ることができるとは・・・。
こんな経験、一生に何度も無いよなあ・・・。

まあ、これでW3を持っていくことができます。

で、今回のツーリングは、題して。

他人彼のオートバイ、彼女の島ツーリン

グ♪


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行って来ました、W3に乗って・・・。

映画を知らない方には、今回のツーリングは訳がわからないと思います、すいません。m(_ _)m

昨日の朝。

結局、FさんはアドレスV125GLで行くことに。
足の調子はだいぶ良くなったそうですが、W3はちょっと無理とのことでした。

そしてそして、W3を駐輪場から広い場所に引っ張り出し、少し説明を受けて、エンジンをかけます。

さっきも書きましたが、W3のエンジン始動方法は、キックのみ。
キーをひねって、いざ、キックです。

ちなみに、トゥデイ(50cc)でしかキック

したことないですが、何か問題でも?


ちなみに、W3は650cc・・・。

低速車両「ふんっ!」

・・・・・。

かからない。

低速車両「よいしょお!」

・・・・・。

キックすること、約15回。

し、しんどひ!( ´Д⊂ヽ

ぜ、全然エンジンがかかりません・・・。

しかあし!
20回目のキックの時に、プスプスという音がしだして・・・。

どるるるるるうううんんん!

かかった♪

今回のツーリングで一番しんどかったのが、この時でした・・・。
何でも、かからない時は100回くらいキックするとか・・・無理ですな、夏場とかどうするんですか~?(^_^;)

すったもんだでやっとエンジンがかかり、出発です♪
朝5時半のことでした・・・。

2号線を広島方面へと向かいました。

W3には2年前に少しだけ乗せていただいたのですが、相変わらずものすごい音と振動です!
ボンネビルと比べるまでも無く、ワイルドな感じがします。

でも、乗った感じはボンネビルと似たようなところもあり、すぐに慣れることができました。
むしろ、体がボンネビルより前傾にならず、かなり楽な感じでした。
というか、ボンネビルより楽に乗れます。

いいねえ♪

W3がほしくなってしまいますよ。(#^_^#)

途中で、柳井の方にある大島へ行くという、ツーリング仲間のMさんと合流して途中まで走りました。

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CB750です。
生産が終了する2年くらい前の型だったと思います。

2号線を行き、徳山を過ぎたあたりでMさんと別れました。
お気をつけて~。(=^0^=)/

岩国で錦帯橋を走りながら見て、2号線から山の方へと行きました。

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186号線を行き、途中の小瀬川温泉というところで山菜うどんを食べました。

この辺りから、景色のいい道を走ることができました。

山間部の道を地図を見ながら、少し迷いながら進み、三次の手前までひたすら走りました。
この時点で、14時くらいでした。

県道28号線の辻八幡神社の近くに、ロケ地があるのです。
ここは、コオとミーヨがランデブーをしたところなのです。

DSCF0481_convert_20110521203503.jpg

ついに来てしまった。(^-^)

映画のワンシーンと全く同じ場所です!
感慨深いです・・・。

映画を知らなければ、なんでもない場所なのですが、知ってる者にとっては感動します。

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続いて、尾道から約二十キロの所にある、184号線の畑トンネルです。
ここで、コオはトンネルの道、ミーヨは右の道へと分かれるのですが・・・。

当たり前ですが、ここも映画そのままの場所でした。

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ここは、畑トンネルで二人が別れた後、上の道はコオが通り、下の道をミーヨが通ったシーンの道です。
さっきの、畑トンネルの右の道、ミーヨが走って行った道を行くと、ここに出ました。

この調子で、他のロケ地もスムーズに見つけられたらいいな・・・。

続きはまた後日、書きます。

いつも拍手をありがとうございます!

コメント

非公開コメント

映画とかテレビで!

映った同じ場所に行くもの面白いですね!!

大分前に 松崎に言った時

気分は「せかちゅう」  しちゃいました(^^)

No title

「彼のオートバイ、彼女の島」映画化されてたんですね。^^;
そう言えば、そんな記憶があったような…原作読んだのが大学生の頃なので、四半世紀前の事…数年前に実家の片づけしてて本を発見して「また読んでみよ~」と思っただけで、また行方不明になってしまった。(-_-;
片岡義男…他の話はほとんど記憶になかったりしますが、20冊ぐらい一緒に出てきたんで読んでたようです。^^;

No title

映画は分かりませんが、想い焦がれていた場所に行けるのはうれしいでしょうね
先輩はアドレスに乗ってでも行きたかったんでしょうね~

abpckzmさんへ低速車両より

実際に撮影された現場に行って、「こんな狭い所で撮影したのか~?」と思いました。
映像で見ると、結構広い道に見えたりしたんですが・・・。

現場にいると、今にも映画の中の人物が現れそうな気がして、映画と現実がリンクしました♪
たまには、こういうツーリングもいいな~と、思いましたよ~。v(^_^)

蒼海さんへ低速車両より

片岡義男の作品の中には、バイクが出てくる作品がいくつかあるみたいです。
「彼のオートバイ、彼女の島」は古本屋で探して、自分も原作を読みましたよ~。(^-^)

映画とはいくつか違う内容になってますが、景色の描写が鮮明にイメージできる文章で、とても好きです♪

できれば、発掘して読んでくださいませ~。\(^o^)/

masaさんへ低速車両より

何回も行こう行こうと話が出て、その度に休みや、メンバーの都合で話がなくなってしまっていました。

そして、やっと今回行けるという事で、無理してでもFさんは行きたかったようです。(^_^;)
2日前は、歩くことすら大変な状態だったんですが・・・。( ̄∇ ̄;

まあ、無理に頼んでW3を自分が乗ってでも持っていこうとした自分も自分ですが。(・∀・)
いい大人2人が、仕事よりも一生懸命にこんなこといっつもやってます。