四国旅行 その3
その3です。

道後温泉の本館を堪能した後は、湯神社へと行きました。
ちょっとした坂の上にあるこの神社は、地震で道後温泉のお湯が止まってしまった際に、祈祷をしたところ再びお湯が出た・・・という、歴史がある神社です。

本館を上から見たの図。
増築の末のこの形、唯一無二の建築物ですね~。

さて、そろそろ道後温泉とお別れです。

帰りはこの列車、坊ちゃん列車に初乗車♪( ´∀`)

入線してきました、ホントにかわいらしい列車です。
動力は蒸気ではなくディーゼル機関ですが、SLの雰囲気は十分出てました。(^-^)


客車もこじんまりした、おもちゃのような造りです。
かの夏目漱石の小説では、坊ちゃん列車の事を「マッチ箱のような汽車」と表現されていますが、その言葉がピッタリ合う列車でした。
松山市駅まで約20分、客車に専属の車掌さんの観光案内を聞きながら、列車に揺られます。
時々、建物の案内や降車の案内をしてくださった車掌さんですが、ディーゼル音に負けないくらいの肉声でしゃべらないといけないので(マイク無し)、大変そうでした。(^^;)
お若い方でしたが・・・大変な仕事です。(`・ω・´)
そんな案内を聞きながら、あっという間のひと時でした、松山の昔の雰囲気を堪能出来て、大満足です♪

松山市駅では、機関車の向きを反転させる作業を見ることができます。

なんと、機関車に油圧ジャッキが内蔵されているらしく、車体中央に丸いジャッキの台が見えてきました。

これを・・・。

人力で回していきます。

2人がかりで・・・。

あっという間に。

転換終了♪
ジャッキが出てきてから、約一分で完了してました、早業です。(驚)
軽量な機関車だからこそ出来る、転換方法ですね~。
写真を撮り終えると、さっきの若い車掌さんが、ありがとうございましたと声を掛けてくれました、良い気分で坊ちゃん列車を楽しむことが出来ました、ありがとうございました~。(ノ´∀`*)

松山市駅の伊予鉄道の本社の一階に、坊ちゃん列車のミュージアムがあります。
スタバも併設されてましたが、時間の関係でミュージアムのみ行きます。





これはレプリカですが、本物の蒸気機関車かと思うくらい良く出来ていました。
坊ちゃん列車を大事にしているんだな~、というのが伝わってきます。

この後は、防予フェリーで山口に戻り帰宅いたしました。
二日間とも絶好の天気で、旅行を楽しむことが出来ました。
やはり、四国は歴史あるものが結構ありますね~、そして、美味しいものもたくさんありますね~。(笑)
また再び訪れたい・・・そんな気分にさせてくれる、四国旅行でした。
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。